近年、台風の勢力がましたりや進行ルートが変わったりといった理由で、自然災害による被害を受ける地域が多くなってきています。さらに、今まで想定されていない地域で地震が頻発したり、他にも豪雨被害などが顕著に起こっています。

こうした被害に遭った場合に、太陽光パネルが損傷して落下する可能性が考えられます。

 

住宅の解体と同時に太陽光発電も撤去するケースがあります。

 

太陽光発電は寿命が長いと評判ですが、何らかの不具合で故障する可能性もゼロではありません。この場合も、太陽光パネルを屋根から降ろして撤去する作業から始めます。

太陽光パネルは、太陽電池をいくつも繋げて作られたものです。太陽光パネルを構成している太陽電池には、いろいろな種類があります。

国内で製造されている太陽光パネルは、シリコン系の太陽電池を使用しています。（非シリコン系の中には、カドミウムという有害物質が含まれています。※カドミウムは、イタイイタイ病の原因になっています）

※処分の手続き・手配は、解体業者がおこないます

 

通常、太陽光パネルの寿命は20～30年程度なので、2012年に始まったFIT制度によって設定された太陽光発電パネルはまだ寿命ではありません。しかし、今後は多くのパネルが寿命を迎え、処分をしなければならない状況になるでしょう。